日本ゴロン/枡野浩一

日本ゴロン

枡野 浩一/毎日新聞社



1998〜2002年春までの毎日新聞連載を元に2002年に出版された本。連載は当初は週1回、途中から月1連載になり、そのときのタイトルが「君のニャは、」。

カバーの猫の写真と、枡野氏が語尾に「ニャ」をつけていることが多いのが、本書の特徴です。

同じタイトルで、連載時の挿絵と本書のカバー写真を担当した写真家八二一(はに・はじめ)の写真集も発売されています。

1998〜2002年というのは、枡野氏がまだ南Q太と結婚していて、キックボードが流行って廃れ、谷川俊太郎と佐野洋子が離婚して、相田みつをブームがあり、山崎邦正の元相方がその真似ぽいことをして、326くんや、三代目魚武濱田成夫(!)が…という時代。

それなのに、本書には懐かしさはなく最後までぐいぐいと読まされたうえに、またもや枡野氏推薦本も読まなくては!と思わされる。

書評「マガジンハウスの本が大好き!」「その他の書評」で紹介されている中で、

下記の5冊をメモ。

・川島誠『800』(角川文庫・解説江國香織)
・金子兜太×いとうせいこう『他流試合』
・室井佑月 短編集『Piss』収録「鼈のスープ」
・鈴木清剛 『消滅飛行機雲』
・永江朗『批評の事情(不良のための論壇案内)』

切通理作『ある朝、セカイは死んでいた』を評価していたのは意外だったものの、切通の「結論を出すために書いているのではありません」を引用していることには納得。あとは、保坂和志を読まないとね。


「早稲田短歌」枡野浩一40000字インタヴュー」
http://wasetan.fc2web.com/33/interview.html
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【MARCデータベース】言葉はだれのものか? 歌人・枡野浩一の極私的「日本語論」。『毎日新聞』夕刊のコラム「君のニャは、」を完全収録。かわいくって笑いがこみあげる、八二一撮りおろし猫写真も収載。 毎日新聞社 (2002/12)



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by yomodalite | 2009-05-08 14:10 | 評論・インタヴュー | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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