「鬼平先生」流 男の作法、大人の嗜み/佐藤隆介

「鬼平先生」流 男の作法、大人の嗜み

佐藤 隆介/講談社



著者の佐藤隆介氏は、編集者として池波正太郎に会い、その後10年間書生をし、本を作る手伝いをし、旅行には必ず同行していた。そんな生粋の池波狂が書いた男の作法、嗜みとはどんなものなんでしょう。旦那が図書館で借りてきたので、ざっくり読んでみました。わたしは池波正太郎の本をあまり読んでいないので、池波氏の愛した店などといって崇める人の気持ちが今イチわからないのですが、男にしろ女にしろ、大人の流儀は極めたいものですからね。

「食」「粋」「家族」「生き方」、、、なんとなく本書の女編を考えながら読んでいたのですけど、これだけやれば「男」として、そこそこイケてるのだったら実に楽なものですね。男の作法は実にシンプルでいいですね!女の作法とか嗜みの世界は魔境ですが・・

【目 次】
はじめに
「男が生きる」ということ
第1章 男を鍛える「食の流儀」
蕎麦屋酒/ウィスキー/お楽しみ袋/片口/酒道/鮨屋心得のこと/食日記
第2章 男を究める「粋の構造」
落書き箋/ポチ袋/男の「へそくり」/文人になろう/早め早めに/手みやげ/名刺/男の「けじめ」
第3章 男を揚げる「家族の掟」
父親の復権/女房教育/女房と母親の間で/女房の公休日/誕生日/教育は食卓にあり/もう一匹の家族/エンジェル係数/親馬鹿
第4章 男を糺す「真の生き方」
学会のススメ/無心の時間/旅の効用/男の休日/生涯現役/乱読/私の遺言状
あとがき
鬼平先生からの請売り集のはずが、亡師の名を借りて勝手に独断と偏見を書き連ねたと、言われてもしかたがないようなものになっている。こんな本を書いたおかげで私はまた恥をかくことになるが、恥を恐れずどんどん恥をかいて、その口惜しさをバネにして明日も生きる、というのが私の生き方だ。そういうしぶとい生き方も亡師 池波正太郎から教わったことにしてしまおう。

____________

【出版社/著者からの内容紹介】「鬼平先生」こと池波正太郎から学んだ、男を結実させる「生きる術(すべ)」
書生として10年間、衣食住にわたって叩き込まれた「男の生き様」。「大人の男」の粋と洗練、人生の機微を、亡師の作品や言葉で伝える!

鬼平こと鬼の平蔵は池波正太郎の一分身である。鬼平イコール池波正太郎といってもよいだろう。ということになれば、まがりなりにも10年、池波正太郎の身近にいて裏方をつとめた書生が「鬼平=池波正太郎の男の生き方」について少々駄弁をふるっても許してもらえるだろう……と、自分勝手に理屈をつけた。その結果がこの一書だ。——「あとがき」より 講談社 (1998/06)



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by yomodalite | 2009-03-24 17:57 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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