世界音痴/穂村弘

世界音痴〔文庫〕 (小学館文庫)

穂村 弘/小学館




『本当はちがうんだ日記』『にょっ記』『現実入門』に続いて穂村氏の本を読みました。

こちらはこれまでで一番古い2002年発行。

『現実入門』のきっかけになった「人生の経験値」や『手紙魔まみ、夏の引っ越し(うさぎ連れ)』執筆のきっかけとなるエピソード(「怖いラブレター」)が集録されていて『手紙魔まみ〜』も読まなくてはならなくなる。。

各文末には短歌あり。ただし穂村氏以外の作品も。私の好みは『にょっ記』(06/3)>『本当はちがうんだ日記』(05/6)>『現実入門』(05/3)=『世界音痴』(02/4)。やっぱり年々イイ感じになっているようです。

一番好きな短歌と、穂村氏のベストテンをメモ。


【発作的ベストテン】

〈漫画部門〉
デビルマン  永井豪
キラキラ!  安達哲
ホットロード  紡木たく
まるでシャボン  岩館真理子
夜明ケ  しりあがり寿
自虐の詩  業田良家
パースペクティブキッド  ひさうちみちお
ボーダー  たなか亜希夫&狩撫麻礼
まあじゃんほうろうき  西原理恵子
銀と金  福本伸行

〈ミステリ部門〉
長いお別れ  レイモンド・チャンドラー
野獣死すべし  大藪晴彦
新車の中の女  セバスチャン・ジャブリゾ
孤島の鬼  江戸川乱歩
マイクハマーへ伝言  矢作俊彦
匣の中の失楽  竹本健治
サマー・アポカリプス  笠井潔
やぶにらみの時計  都築道夫
異邦の騎士  島田荘司
りら荘事件  鮎川哲也

他にも〈夢の女部門〉〈無差別部門〉などあり。

◎終バスにふたりは眠る紫の〈降りますランプ〉に取り囲まれて

____________

【出版社 / 著者からの内容紹介】歌人、穂村弘は三十九歳。バブルのただなかに青春を過ごし、気がつくと独身、総務課長代理だ。母親が部屋の前に置いた菓子パンをベッドでむさぼり食い、自己啓発本とビタミンを青汁とともに服用し、十五年間窓を開けていない部屋で漫画とエロ本に囲まれつつ、インターネットで昔の恋人の名前を検索する日々。「自分かわいさ」をひたすら突き詰めて生きてきた僕たちは、今、回転寿司屋のカウンターで、永遠に回る寿司の輪廻をひとり見つめている。人生って、これでぜんぶなのか、すばらしいことって、いったい何だったのか。「世界」に憧れつつも「世界」に入っていけない「青春ゾンビ」の日常と心情を赤裸々に綴る、爆笑そして落涙の告白的エッセイ。



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by yomodalite | 2009-02-12 14:24 | 文学 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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