ぐっとくる題名(中公新書ラクレ)/ブルボン小林

増補版 - ぐっとくる題名 (中公文庫)

ブルボン小林/中央公論新社




本名の長嶋有名義による「猛スピードで母は」で126回芥川賞も受賞されているコラムニストの本。

『ゲゲゲの鬼太郎』など誰もが知っている有名なタイトルばかりでなく、ロジック、マインド、現場編にそれぞれタイトルの付け方により22種類に分けられた愛すべきタイトル達の中には、初めて聞くものも多く読書欲が刺激された。パフィーの「これが私の生きる道」がまさかそんな理由だったとは。。。とか(笑)なかなか読ませるコラムです。

それと読了後、穂村弘氏と枡野浩一氏の本がすごく読みたくなりました。

【目次】

第1章 ロジック篇
・助詞の使い方—「ゲゲゲの鬼太郎」「無能の人」「僕が泣く」
・韻とリズム—「ヤング島耕作」「勝訴ストリップ」「噂の刑事トミーとマツ」
・ 言葉と言葉の距離(二物衝撃)—「天才えりちゃん金魚を食べた」「部屋とYシャツと私」他

第2章 マインド篇
・先入観から逸脱する—「淋しいのはお前だけじゃな」「サーキットの娘」
・日本語+カタカナの題名—「少年ケニヤ」「三人ガリデブ」
・いいかけでやめてみる—「光ってみえるもの、あれは」「飼い犬が手を噛むので」他

第3章 現場篇
・実用書の題名が決まるまで
・小説・コラムの題名が決まるまで)
__________________________

【出版社/著者からの内容紹介】『ゲゲゲの鬼太郎』が、文法的に正しい『ゲゲゲな鬼太郎』だったら、ここまで印象に残ったか?(助詞の使い方)『課長島耕作』の安定に比べ『取締役島耕作』の落着かなさは、「音」に理由がある!(韻とリズム)ツァラトストラが「こう言った」ではなく、「かく語りき」だったからこその豊かさとは?(古めかしい言い方で)『部屋とYシャツと私』で意図的に隠されている事柄とは?(言葉と言葉の距離)等々、著者が「ぐっときた」55の名タイトルを例に、心に残る理由を考察する。第3章には、本名の長嶋有名義の作品のタイトル付けに関する裏話も収録。中央公論新社 (2006/09)



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Commented by sakura-kanade at 2009-02-03 08:59
たいへんごぶさたしております!!!
いつも拝見しているのですが、なかなかコメントする余裕もなく
失礼しておりました。
この本!すごーく気になっていたんですよ。
しかも、最近やっとブルボン小林イコール長嶋有と知りまして、
こりゃ読まなくちゃ、と思っていたところです。
ぜひ、読んでみますね~。
そしてヤルオクゲットのお着物、素敵です・・・。
Commented by yomodalite at 2009-02-03 19:05
こちらこそです。この本から枡野浩一、穂村弘に繋がって更に「あるきかたがただしくない」を読んだら長嶋有の「パラソル」も読まなきゃいけなくなりそうです。
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by yomodalite | 2009-01-27 19:42 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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