なぜ安アパートに住んでポルシェに乗るのか (ペーパーバックス)/辰巳 渚

なぜ安アパートに住んでポルシェに乗るのか (ペーパーバックス)

辰巳 渚/光文社




前日の日記で、めずらしく有意義なネタ出しした我が家のダーリンなんですが、昨晩どうしようもない「負け組」だということがハッキリしてしまいました。

どうも図書館に行くと返却直後の本のコーナーから、中身も見ずにテキトーに本を選んで来る癖があるんですね(家ではこれを“ハイエナ”と言っています)。

バイキングでもどうしても“カレー”を避けることができないタイプで、取捨選択においては、もはや「弱者」としか言いようがないのですけど、そんな彼が選んできた本の中でも、これはないだろうと小1時間は問いつめたくなったのが本著。

著者はマーケッター。

職場でマーケッターというような人を見ていて、彼らに一般消費者の動向を探ったり、行動を先導していけるような感性がないことは良く知っているので、まず、私はこの手の本には興味ないんですが(言い訳長っ)、とりあえず、ペラペラとページをめくってしまったわけですよ(泣)

目次には、「どうせがっかりすると思いながらも「続編」を観てしまいますか」、「通販番組や通販カタログを見てついほしくなって、買ってから後悔することがありますか」など、多くの人が「あるある」と言いたくなるような質問形式の見出しが並んでいるのですが、

中身を読むと「それで?」と言いたくなるような内容ばかり。もちろん、こういった手法は虚業家にはよくあることで(というかそれのみ)、“続編を観ること”よりも想像どおりで、むしろ安心するぐらいなんですが、想像を絶していたのはその文体!

マーケットとかプランナーと言えば、目新しい横文字を輸入して使用することが仕事の大半を占める職業ですしw、本著は横書きペーパーバック。横文字満載であたりまえなんですけど、どうもマーケット用語らしい使い方になっていないというか、

例えば、

私自身について言えば、椅子chair が悩みです。

・・・数年前ならためらいなく買った get it without hesitation くらい「好き」な椅子でも、今は買いません。

・・・今月は出費 expence が多くて赤字 deficit だからもう使えない、とか、「お金がない」money runs low という理由で買わない、ということはよくあることです(中略)

買うのをためらわせている「なにか」something with hesitation とは、なんなのでしょうか。


こんな文章が延々続きます!(驚)

で、こんなあからさまなページ稼ぎと、アメリカ帰りのイヤミのような著者はどんな奴なのか、と検索しましたところ、著者は女性で、しかも『「捨てる!」技術』など、家事関係でヒットを飛ばした人ではないですか!

捨てる!本を書きまくった彼女の現在のブログは「こんなものを買っちゃった日記」。。

「気をつけなはれや!」

それにしてもダーリン、5年も前のマーケット本を借りるとは・・(トホホ)
___________

【BOOKデータベース】 もやもやとして形をなそうとしない今どきの「買い物」「お金」の本質を知るには、日常、普通に買い物をしている人たちの声を具体的に聞いて、それらに答えを出していくのが一番の近道です。この本を読むことで、買い物の楽しさ、お金を使う喜びを再発見してください。ここで取りあげた事象は、マーケッターにとっても見逃せない消費の状況であるはずです。 光文社 (2004/3/24)



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by yomodalite | 2009-01-22 15:53 | 評論・インタヴュー | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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